WILLFU Labに「[農業系]スタートアップ100社まとめ inシリコンバレー」という記事が載っていました(http://willfu.jp/agri-startup100/)。あまりの量に本当に100社載っているかわかりませんがそれにしてもシリコンバレーには、多くの「農業系」スタートアップがありますね。記事によれば、①農家の経営・生産効率向上に向けた情報管理・分析サービス、②農家からバイヤー・消費者への直販サービス、③個人栽培の効率化ツールが伸びているとのことです。

WILLFU Lab
に載っている各スタートアップの中から未来の「食」に大きな影響を与える企業も生まれてくると思うと、見ておかないとなと思う次第です。ITと農業という一見するとイメージがつかないコラボですが、ITはあくまで手段であることかすると、こういった分野も必ずIT化されていくと思います。生育状況や天候等ビッグデータ活用などによる農業の生産性向上、また農家が農協という従来のルート以外の販路を開拓するためのプラットフォームの構築など、農家さんへのアプローチによる市場開拓は、日本の場合まだまだ大変だとは思いますが、今後の日本の農業振興の重要性とIT活用の可能性は否定しがたいところではあります。

私も、一応フードコーディネーターでもあるため、かなり「食」には関心が有り、食に関連する事業について(川上から川下まで)法務面でサポートしたりしており、ここを今後深めていけたらと思っています。法律と農業も一見するとイメージがつかないコラボですが(ちなみに苗村法律事務所のウェブサイトのウェブページも何かと法律をコラボしていくというイメージにしてみました。)、農業の法人化、ブランド保護や海外進出等、法律がソリューションを提供できる場面は意外とあるわけです。
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アメリカの農業ということでナパ・バレー。日本の農業にも世界的な知名度が出てくるといいなと思います。