Google, Inc.(グーグル)が先月29日、先月13日の欧州連合(EU)司法裁判所(The European Union Court of Justice ) の判決受けてGoogle検索での検索結果の削除をリクエストするFormを公開しました(https://support.google.com/legal/contact/lr_eudpa?product=websearch&hl=ja)。

13日の欧州連合EU司法裁判所の判断に関しては、本ブログでも「Googleと「忘れられる権利」"right to be forgotten"」で取り上げましたが、欧州連合(EU)司法裁判所がインターネット上に掲載された個人情報の削除を求める「忘れられる権利」"right to be forgotten"を認めました。この判断の結果自体は、検索サーチエンジンにとっては厳しい判断でしたのでグーグルの対応が注目されていましたが、削除を受け付けるという方向に進んだのですね。まだ、色々改善していくことが必要でしょうが、検索サーチエンジンの歴史においては大きな転換点になろうかと思います。

フォームでは、どの国の法令が適用されるのかを選ぶところがあるのですが、EUの国々しか表示がありません。あくまでもEU諸国でリクエストを受け付けるということのようです。ちなみに、グーグルの検索サーチエンジンとしてのシェアは米国では圧倒的になっているようで、これを受けて他の検索サーチエンジンもそれなりの対応をせざるを得なくなってくるかと思われます。
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