不動産投資会社のセキュアード・キャピタル・インベストメント・マネジメント株式会社(セキュアード)が、パシフィックセンチュリープレイス丸の内(パシフィックセンチュリー)の売却プロセスに入ったとのニュースがありました(http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPKBN0E20NF20140522?pageNumber=1&virtualBrandChannel=0)。

パシフィックセンチュリーは、私の勤めている弁護士法人苗村法律事務所の東京オフィスが今のサピアタワーに移るまで事務所を置いていたビルですので、このニュースは目を引きました。記事によれば、『目標価格は約1800億円超とされる。』(引用元 ロイター)とのことです。また、この金額は、『売却がこの価格で成立すれば、2008年のリーマン・ショック後、国内で最大の不動産取引になる。』(引用元 ロイター)とのことです。不動産に関しても景気が良くなってきている(すでに割高感も)ことのあらわれですよね。実際1800億円では高すぎるとの評価もありますが。不動産証券化も取り扱い範囲なので、いいニュースですね。

なお、現在のパシフィックセンチュリーの所有者であるセキュアードは、香港の不動産投資会社PAGのグループ会社ですが、パシフィックセンチュリーというビルの名前も建築時の所有者であった香港のパシフィックセンチュリーグループに由来しており香港に縁の深いビルですよね。
写真 (1)
銀座側からみた
パシフィックセンチュリー